岡崎市立中央図書館HP大量アクセス事件に思うこと
岡崎市立中央図書館HP大量アクセス事件に思うこと。
昔、自分が作ったときの『Auction Watching なう』と、作成動機がほぼ同じ。
岡崎市立中央図書館HP大量アクセス事件では「Libraの新着図書ページが使いにくかったので、自分専用サイトを作りたかった」というのが自作プログラムの作成動機。自分も同じ。Yahoo! Auctionでビートに関する商品を検索するのにYahoo! Auctionが提供している操作だけでは使いにくかったから。だからspiderを作成、定期的に巡回してhtmlを解析して結果を保存するスクリプトを作成した。このときのアクセス間隔はrobots.txtを見て、無ければ1秒にしていた。ほぼ同じケースだ。
今回の事件で不幸だったところは、岡崎市立中央図書館のサイトの運用にあるんじゃないのかなと思っている。システムに問題があって、結果、サービス不能状態になったときの対応についてだ。
単純なのは遮断してしまうこと。まあ、遮断してもシステムに問題があればサービス不能状態は発生してしまうので、システムに問題がないかを疑うこと。原因を見つけて対策すること。
自分の感覚では、よほどの悪質な攻撃を除いて、提供しているサービスが動かなくなるのは恥ずかしいことなんじゃないかと考えてる。
自分の場合の『Auction Watching なう』は、相手がYahoo! Japanであって、(たぶん)きちんと負荷対策設計がされていて、(たぶん)バグも無く、システムが停止することも無かっただけの話なのだ。
そう考えると、この事件でのサービス提供者、運用者の対応はどうだったんだろうなあと思う。
以下は、ご参考。