睡眠時無呼吸症候群について体験したことのメモ
昨年末頃から体調が悪くなり、通院していたが、先日の検査入院で、どうやら重度の睡眠時無呼吸症候群ということがわかった。
症状としては、朝起きたら頭痛がひどい、体が重い、寝る前の方がマシである。血圧は下が120を超え、上は180くらい、イラっとしたときには、頭の中を血流が駆け巡るのがなんとなくわかる。
血圧を下げる薬を処方されて、今では血圧は正常範囲に収まってきたのだけれども、対処療法であって、数字的に良くなったのはそれだけであった。
先月になって、担当の医師から、睡眠時無呼吸症候群の検査を勧められた。簡易検査をまず自宅でやってみて、結果が悪ければ検査入院。
簡易検査は自宅で寝る前に機器をつけて一晩眠り、翌日に機器を病院へ提出、そのまま解析機関に預けられ、結果が戻ってくる。戻ってきた結果は、良いものではなく、そのまま検査入院の手続きへ。
検査入院は簡易検査と比べて、センサーが多いと言えばわかりやすいかと。脳波と心電図が追加される。それらの取り付けに2時間くらいかかる。
検査入院の結果を、今日教えてもらった。自分は、かなり重度らしい。寝ている間に酸欠で危険な状態になっているとか。
治療には、寝るときにマウスピースで気道を確保するようにするか、CPAPという空気を送り込む機械を使って呼吸させるようにするか、外科的に気道を塞ぐ部位を取り除くか、らしいけれど、マウスピースでの治療は軽度な人向け、外科手術は子供に多いアデノイドや扁桃肥大なら有効な場合がある、上顎と下顎を広げる手術なら米国ではあるけれど、日本ではこの手術を行える医療機関は少ない、ということで、CPAPの機械を使うことを勧められた。この機械、使う期間は少なくとも1年とのこと。
ここまでは、マウスピース作ってもらって寝るときにそれをはめればいいんでしょ、くらいの考えだったけれど、長期的に治療が必要なことが徐々にわかってきた。
では早速と医療メーカーさんから機械の使い方のレクチャーを受ける。3年経過したら別の新品と交換していただけるとのこと。3年ですか。消耗品はメーカーに電話したら配達してくれる。ああ、在宅医療でメーカーが儲ける仕組みはこういう風になっているのか、と一人で感心しながら説明を聞いてた。お手入れは毎朝起きたらやらなきゃいけない。顔面につけるマスクとかチューブとか洗って干す。
私:「出張とか長期外泊するときは持って行かなきゃいけないんですかね?」
メーカーさん:「はい」
(´A`)
ちゃんと今日から機械つけて寝よ。
病院が仲介して契約したことになったメーカーさん(帝人)のサイトはこちら。