アプリケーションエンジニア試験に合格
今年の夏から秋にかけて忙しかったこと。それは、情報処理技術者試験のアプリケーションエンジニア試験に向けて勉強していたから。
今まで、情報処理技術者試験の問題文の文面が、自分にとって、なんだか合わないこともあって、苦手意識を持っていた。
会社内で、いろいろ資格についてうるさくなってきたこともあるが、昨年度にビジネス・キャリア検定試験に合格できて、毎年何かの資格を取らなきゃいけないような周りの雰囲気が強いことから、今年初めて受験してみることにした。転職するとしたら、役に立つだろう。
勉強していたといっても、土日は4時間くらい勉強するとか、平日は昼休みに30分くらい勉強するのを2か月くらい続けて、前日に論文の書き方を徹夜した程度。
試験の1か月前にTACの模試を受けたときは、A/B/Bの判定で不合格だった。ここまであまりきちんと勉強していなかったが、評価によればボーダーラインとのことなので、せっかくだから、ということで残り2週間くらいは勉強した。
当日は、初めての情報処理技術者試験の受験ということで緊張して、時計も財布も忘れて、午前と午後の間に、家族に時計を持ってきてもらったという有様。
午後IIで2400字以上という論文を書くのが大変。大体、論文なんて、卒論しか書いたことないんだから。
実際の午後IIのテーマは、
- システム要件定義の準備について
- フレームワークの利用について
- 開発工数の見積りについて
上流寄りで、漠然としている感じを受けた。逆に言えば、実務経験に携わった人の方が書きやすそうなテーマだ。自分は「フレームワークを活用した開発工数の見積り」という間を取ったようなテーマで書いて、自分の工夫した3点を挙げた上で、それ対する評価、考察、改善点を書いたが、改善点だけ順序を入れ替えて書いてしまったことに後で気づき、最後の最後に力尽きてやる気が無くなり、書き直すのが面倒で、そのまま30分程時間を残して退場した。
そして、今日の正午が合格発表。
自分的には午前、午後Iが余裕で午後IIの論文で落ちると思っていたから、とても嬉しい。それにしても午後Iが危なかった。
家族や周囲の方々の応援のおかげだと思う。ありがとう。
ただ、アプリケーションエンジニアは、ITProの2008年度版「いる資格、いらない資格」によると、あんまり人気が無いらしい。一時金は平均で14万円貰えるのか。自分の会社には一時金制度は今は無い。orz
このアプリケーションエンジニアの名前で資格が取れるのは、今回が最後で、次回からは制度変更に伴い、システムアーキテクトの名前になる。今回合格したのが、良かったのか悪かったのか。
次は、プロジェクトマネージャでも受けてみようかと。
まだ始めの方しか読んでいないけれど、新制度の対策が多くて、実際の試験内容までまだ到達していない。